普門寺は豊橋市にある高野山真言宗のお寺です。
初夏にはあじさい、秋にはもみじが有名な普門寺ですが、夏にも涼しげな写真が撮ることが出来ますよ。
今回は2021年7月に行ってきたのでレポートします。
目次
普門寺へのアクセス
豊橋市にある普門寺は街から少し離れたところに位置します。
最寄り駅はJR東海道本線「新所原」駅ですが、新所原駅から3.5km離れているので、歩いていくことはよっぽどでない限りおすすめしません。
普門寺は、春は桜、初夏はあじさい、秋は萩や紅葉と四季それぞれの良さがあり、とても楽しめるお寺です。一歩境内に入ると歴史を感じることもできます。
仁王門や本堂は十七世紀に建立されたもの。木像阿弥陀如来坐像など重要文化財もいくつか保管されています。
入り口すぐにある仁王門と青もみじを撮ることもできます。素敵ですよね。
所在地
〒441-3104
豊橋市雲谷町ナベ山下7
駐車場無料(大型バスも停まれるくらい大きな駐車場があります)
普門寺の「かざぐるま」
夏詣(なつもうで)と題してかざぐるまがお出迎えしてくれます。
涼しげで素敵ですよね!
写真なのに、今にも動き出しそうな感じが伝わってきます。
かざぐるまは子供の成長を願うことや、亡くなった子どもたちの供養のためにお地蔵さまにお供えされることが多くあります。
風車だけでなく、レインアートもありました。
豊橋の「もみじ寺」と言われるだけあって、柄はもみじ!
素敵でした。打ち水の代わりにもなって雰囲気だけでも涼しげです。蝉の声がまた、夏の演出に一役かってくれています。
普門寺自体が山の中に位置するので、街中よりも風が心地よく感じて、いつものような街中の暑さは感じませんでした。避暑地ですね。
今年(2022年)は夏詣は終了しました。また来年の催しが楽しみです!
普門寺の大杉
普門寺の大杉は、市指定の天然記念物です。
根回5.6メートル(!)、樹高31メートル、樹齢400年の大杉です。
写真ではしっかりとおさまりきらないほどの大きさでした。見ごたえがありました。豊橋市の中で、樹齢400年の大杉はとっても珍しいです。
まとめ
四季折々の自然だけでなく、歴史も感じることのできる普門寺。
何も知らないで行くよりも、学びがあって訪れる方が歴史をより知ることができますよ。涼しげで、「夏」をしっかり感じることができました。
歴史を感じ、かざぐるまに、レインアートに、涼しい風に、蝉の声。
まさしくあの頃の夏を思い出させてくれます。素敵すぎるお寺、普門寺にぜひ足を運んでみるのはいかがでしょうか。